会計士ブログ①

こんにちは。会計士のryojitanと申します。

 

ブログを始めたばかりではありますが、日々の仕事や書籍、交流を通じて思った事をなんとなく書き込み、私的な感想文のようになってしまいますが、もし一読していただけたら、なにかほっこりした気持ちになってくださる事を想って書くようにいたします。

 

会計士といっても、独立開業している方、事業会社で働かれている方、監査法人で働いてる方など様々ですが、私(ryojitan)は監査法人に勤務している現役の会計士であります。まだまだ若手だぞっ、と思ってはいたものの気づいてみたら30後半、いつの間にか部下からは突き上げられ、上司からは言われ放題、そんなポジションとなってしまいました😅。ブログを始めようと思ったきっかけは、勉強しないとついていけなくなるという焦りから日々、読書や会計雑誌、ニュースに目を通すも、頭に残っているのかな?情報は整理されているのかな?と自分自身に疑問が生じ、さらに焦る悪循環に(笑)。だったらアウトプットをなにかしらしようと、気づいたらはてなブログを登録した次第でございます。書くお題も決まっておらず、とりあえず監査の歴史を簡単にご紹介。

 

監査が必須となったのは戦後、いまから凡そ70年ほど前でしょうか。証券取引所の法的基盤が整理され再開に伴い、証券取引法に基づく会計士の監査が開始されたようです。当時は荒廃してしまった街を横目に復興の芽吹きが感じられる時代だったのかもしません。希望の2文字を胸に、取引所に上場した会社は事業の元手を探しておりました。そこで上場会社は自分たちの財務諸表(会社の財布の中身、売上の記録等を開示するようなものでしょうか)を開示し、投資家にこれだけ儲かっている、これかも儲けるから資本を入れてくれ、融資先にはお金を貸してくれたら利息もつけてお返しします、というわけです。投資家や融資先は、これはおいしい話だと思いつつも、第3者にチェックしてもらった財務諸表でないと心配でお金を渡せません。お財布の中身は潤沢ですよって大判振る舞いしていたのに、蓋を開けてみたら空っぽだったという状況になりかねませんからね。誰か上場会社が作成する財務諸表をチェックしないとステークホルダーたる投資家や債権者は不安で肝心のお金が潤沢に会社に回ってこない状況になってしまいます。

 

そこでステークホルダーの皆様が安心して取引できるよう、証券市場が円滑に機能するよう、監査制度が誕生しました。監査法人は、資本市場が円滑・健全に機能するための役割を担っております。

 

と書き込んでおりますが、ついつい大義を見失い日々目の前のことに忙殺される会計士ワークでございます...。